レジオネラ菌の発見のきっかけとなったのが、1976年アメリカで起きた集団発生でした。フィラデルフィアのホテルで在郷軍人総会が開かれ、その参加者などから患者が出ました。在郷軍人をLegion(レジオン)といい、ここから「レジオネラ症」という名前が付けられました。
レジオネラ症はレジオネラ属菌が原因で起こる感染症で、乳幼児や高齢者、病人など抵抗力の低下している人がかかりやすい病気です。レジオネラ肺炎とポンティアック熱とに分けられます。
循環式の24時間風呂でレジオネラ菌に感染し、死亡する事故が相次いだことから、厚生省は平成11年11月27日までに「新版レジオネラ症対策指針」をまとめました。循環式の風呂や給水・給湯設備、噴水等も対象に追加され、感染の危険性を点数化し、合計に応じて細菌検査の回数の目安を示す新方式も盛り込まれました。
厚生省は、新指針を都道府県に送付、病院や老人保健施設や社会福祉施設に対する感染対策強化を求めました。さらに、感染症予防法にて第4類に指定され診断後7日以内の届け出が義務付けられています。
レジオネラ症は、レジオネラ属菌が原因で起こる非常に危険なものです。現在、様々な入浴施設において、レジオネラ属菌の発生が多発しており、大きな社会問題となっております。水中のレジオネラ属菌の消毒・死滅には、日曹ハイクロン・バストップJ・高度さらし粉といった固形塩素剤が非常に有効です。ですが、一方で循環式の浴槽配管内には、垢や汚れの固まりであるバイオフィルムが潜んでいる可能性があります。このバイオフィルムは、レジオネラ属菌の発生源です。この配管内のバイオフィルムを除去するための洗浄として、レジオキックは強力な効果を発揮します。
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